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【症状でわかる腰の病気】 ぎっくり腰

ぎっくり腰というのは通称で、医学的には「急性腰痛症」と言います。西洋では急激に激しい痛みに襲われる特徴から「魔女の一撃」と呼ばれているそうです。

腰痛のなかでも痛みが鋭いので、かなり辛いものと言えます。

重いものを持ち上げたときに、腰を痛めてぎっくり腰になるというイメージが強いですが、 実際には日常の何気ない動作の中でぎっくり腰になるケースがほとんどです。後ろを振り返ったときや、かがんで物を拾おうとしたとき、高いところにあるものを取ろうと手を伸ばしたとき、くしゃみをした衝撃で・・・など、ぎっくり腰になるきっかけはさまざまです。

ただ、「急に」とは言っても、ぎっくり腰になる前から、腰の張りなど違和感があったり、軽い腰痛を感じている人が多いようです。普段から、腰の筋肉が柔軟なのに、ぎっくり腰になったという人はあまりいないようです。

すぐに痛くて動けなくなる場合と、ひねったときは何ともなくても、数時間後からズキズキと痛くなり動けなくなる場合とがあります。また、腰の右か左のどちらかに痛みが続くケースが多いようです。痛みから逃れられる体勢をとっているときは何ともなくても、体勢を変えるときに鋭い痛みが生じるようなら、ぎっくり腰の疑いが高いです。

患部は必ず熱をもち炎症を起こしています。これは、毛細血管が切れて内出血をおこし、動脈血が患部に流れてくるからです。患部をよくチェックしてみてください。

症状が軽ければ、歩くことはできますが、腰の関節に負担がかかる体勢になると鋭い痛みが走り抜けます。重症の場合は、痛くて寝返りを打つこともできなくなるほどです。

一度ぎっくり腰になると、くせになり、再発する可能性が高くなりますので、日常生活で腰を使う際は、負担をかけないよう注意をしましょう。

物を持ち上げるときは、体に引き寄せて、膝を曲げてからゆっくりと膝をのばすようにして持ち上げましょう。膝の屈伸を使って持ち上げるのがコツです。体を腰から曲げては絶対にいけません。

長時間、椅子に座ったままの姿勢が多い、中腰の姿勢を長く続けることなども腰によくありません。運動不足や、無理な姿勢が日常的に続くことで腰の筋肉が硬く縮んでしまいますから、こうした傾向のある人は必ず1日1回のストレッチを習慣にして、腰の筋肉をほぐすようにしましょう。

またビタミンCの摂取が不足すると仙腸関節の支持能力が低下し、関節がズレやすくなるのでぎっくり腰を起こすリスクが高まります。肥満傾向にある人も、運動不足になりやすく、姿勢が不自然になりやすいので注意が必要です。


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